こんにちは アピアランスビューティクリニックです。
ikus.医療美容ケア研究会さまご主催の、オンラインビューティーセミナーを終えましてホッとしたのもつかの間
ご参加くださったみなさまからお寄せいただいたアンケートを
主催者さまがわたしのもとに次々にお届けくださっています。
アンケートには、堀口からのお返事メールを希望する、あるいは希望しない、という欄がちゃんとつくってあって
希望する、と書いて頂いた方々へ、せっせとお返事をしたためております。
アンケートの自由記載欄には
アピアランスケア について、よくわかりました、とか
もう一度ガイドラインを読んでみますね、といった嬉しいお褒めの言葉や、
もう少しこうしたほうが、というありがたいご意見があって、それらを熟読しております。
中には
共通しているお訊ねもございましたので
ここでお返事しちゃおうかと思います。
その①です。
わたしがセミナーでご紹介した、医療機関専売のお化粧品に関しまして、
遠方にお住まいの方々から、
クリニックに行かなくても購入できる方法はありますか?とたくさんお訊ね頂きました。
そしてその②です。
オンライン診療は行っていますか?という、時代真っ只中のお訊ねも頂戴しております。
その③です。
セミナーでご説明した文献などをもう一度教えてください、というお訊ねです。
まず①ですが、
ハイ、ご購入いただけます。患者さまのご都合のよい方法で決済あるいはお届けをさせていただきますので
まずはクリニックへお電話でお問合せくださいませ。
03-6902-1431 にお願いいたします。
次に②ですが、
「オンライン診療」 の名称を完全に満たすようなシステムではございませんで
リモートカウンセリング という状況ではございますが行っております。
完全なシステムの導入こそまだでございますが、下記の指針を遵守して、
【厚生労働省 オンライン診療の適切な実施に関する指針 平成30年3月 (令和元年7月一部改訂)】
お電話、LINEのビデオ通話やFaceTimeなど、患者さまのお使いのデバイスに対応させていただいております。
こちらにつきましても、ぜひクリニックへお問合せくださいませ。
次に③ですが
もちろん、セミナーの際にわたしが引用した文献など、じゃんじゃんお伝えいたします。お訊ねくださいね。
それにしても、勉強家のかたが多くてびっくりです。
ご質問もハイレベルなものばかりで、セミナー頑張らせていただいて本当によかったと思いました。
わたしが アピアランスケア という言葉と出会ったころを思い出すと
もうずいぶん、様相が異なってきた気がします。
この言葉の生みの親は国立がんセンター中央病院の臨床心理士の野澤桂子先生というかたです。
(注:野澤桂子先生およびご所属の国立医療機関は、わたくしどもアピアランスビューティクリニックとの直接関係は一切ございません、念のため)
(注:もちろん、わたしはもともと開業前から存じ上げておりますが)
医学的・整容的・心理社会的支援を用いて外見の変化を補完し外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア
のが アピアランスケア の原点です。
精神論に寄りすぎることなく、技巧に寄りすぎることなく、いかに患者さんに寄り添っていくのか。
がんに罹患すること、がん治療を受けること、それらを患者さんがどう考えていらっしゃるのかを理解しようとすることの重要性。
わたしも、二人に一人ががんに罹患する日本人のひとりです。
質の高いアピアランスケアを提供するために、わたし自身が備えておかなければならないものをきちんとしよう
って
Zoomの向こうの患者さんたちに「備えましょう」と講演しながら考えたのでした。