アピアランスケア

Appearance care

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アピアランスケア(外見ケア)

この言葉に触れるのが初めての方々には、ぜひ、新たに知っていただきたいですし
よくご存じの方々には、改めて、この言葉の意味をお考えいただきたいと思うのです。

アピアランスケア(Appearance care:外見ケア)とは
「医学的・整容的・心理社会的支援を用いて外見の変化を補完し外見の変化に起因する​がん患者の苦痛を軽減するケア」
​ のことです。

国立がんセンター中央病院 外見関連患者支援チーム(2005-2012)によって創設された造語で、
広く院外に向けて用いられたのは、2012年に開催された「がん患者の外見ケアに関する研修会」以降のことです。
現在、こちらのチームは、同病院共通部門アピアランス支援センターとして、日本におけるアピアランスケアを
名実ともにリードし続けていらっしゃいます。

さて、「アピアランス(Appearance)」とは英語では、
「外見」とか「見た目」あるいは「登場」というような意味で、
世界の一流企業のビジネスマンにとっては、ビジネスの成功において重要なカギを握るともいわれています。

私たち医療の世界では、特にがん治療の場面で
例えば
化学療法で髪の毛が抜けてしまったり
手や足の爪が変色したりもろくなって割れてしまったり
というような外見の変化に患者さん方は直面します。

外見の変化は心を大きく乱してしまいます。

がん治療、これだけでも大きなストレスなのに、
見た目が変わってしまったことで、お仕事や趣味などにお出かけになることなど、
社会とのつながりそのものが憂鬱に、おっくうになってしまいます。

そのような悲しい状況のかたを、医療者が関わってサポートするケアが、アピアランスケアなのです。

私はこのケアに2014年に出会いました。
当時の私の職場であるがん・感染症センター都立駒込病院でアピアランスケアチームを立ち上げ、メンバーみんなで取り組んでいくうちに、
次第に私の進みたい道、私の大切な患者さんたちに貢献できることは、これだと確信していくようになりました。
​ 今ここに私の夢であったアピアランスビューティクリニックを開院させていただき、みなさまに私のケアを提供できることを、とても幸せに思っております。

治療による脱毛へのケア

注入療法に用いる機械です。

乳がんや子宮・卵巣がん、白血病など、治療の進化は著しいものがありますが、まだまだ脱毛を伴うものが治療の主軸になる場合もあります。
治療が終われば、元通りになる、と信じて頑張ってこられた方々から、

「治療は終わったのになかなか頭髪が元通りにならない」
「治療前よりもずいぶん毛量が減ってしまった」
「眉毛も薄くなってメイクが難しくて」
「ウィッグなしでお出かけする気持ちになれない」

といったお悩みを打ち明けられることがこれまでたくさんありました。

がん治療の担当ドクターにこれらをご相談なさっても、治療の範囲外であることは、みなさんよくご存じです。
誰にもご相談なさらず、我慢したり、ちょっとあきらめてしまったり・・・。

どなたも、望んでそういった治療を受けていらっしゃるわけではないのはもちろんです。
アピアランスビューティクリニックでは、治療を頑張ってこられたかたに、脱毛へのケアを行っております。

内服薬
外用薬
注入療法(気になる部分へ、薬剤を直接投与する方法です)
医療用Tattoo

など、治療の方法は複数あります。組み合わせての治療も可能です。
現行のがん治療の状況も考慮しつつ、患者さんそれぞれにぴったりの治療をご一緒に考えていきたいと存じます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

  • 内服薬
  • 外用薬
  • 注入療法
  • 医療用Tattoo

爪障害へのケア

爪障害へのケア

爪は、身体の中でも代謝が盛んな部分で、抗がん治療の副作用が出やすい部位といわれています。
爪母細胞に、爪の三層構造を保持できないようなダメージが加わると、下にお示しするような、抗がん治療独特の爪障害が生じます。

爪の先端が割れやすく、ぼろぼろになってしまう
爪を切ると、さらにひどくなり、切るのが怖い
爪が黒ずんできた
爪に段差ができた
ちょっとした外的刺激でひっかかって割れてしまう
指から浮いてきてしまう
指との隙間から浸出液が出てくるようになった

アピアランスビューティクリニックでは、こういった爪のお悩みにも対応致します。
これまでネイルサロンでお爪のケアをなさっていらした方もそうでない方も、是非ご相談ください。
専門医の立場から、ネイルケアを致します。

また、これから抗がん剤が始まる、という治療前のかたもぜひご相談ください。あらかじめケアしておくことは、今後起こり得る爪障害を軽くできることも分かっております。ご検討いただければと思います。

  • ネイルケア

お肌の変化へのケア

お肌の変化へのケア

抗がん治療が始まると、お肌のくすみ、しみ しわが治療前よりも気になるようになった、という声もよくおききします。
また、ある種の化学療法薬は、副作用として、ざ瘡(にきび)や皮疹、色素沈着が出現することもわかっています。
アピアランスビューティクリニックでは、こうした治療によるお肌の変化に、

内服薬
外用薬
点滴療法
機器による治療

など複数の方法でケアを提供いたします。組み合わせた治療ももちろん可能です。
現行のがん治療の状況も考慮しつつ、患者さんそれぞれにぴったりの治療をご一緒に考えていきたいと存じます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

  • 内服薬
  • 外用薬
  • 点滴療法
  • 機器による治療

術後のお胸・おきずのケア

術後のお胸・おきずのケア

乳がん術後のかたは、手術の直前・直後はもう、毎日が無我夢中で一生懸命です。
それは、その手術を執刀したドクターも同様です。私もそうでした。
おひとりおひとりのお胸の病状と向き合って、これがベスト、と信じた渾身の手術を行います。
その後
無事に乳がんの病巣の切除がおわり、治療も順調に進み、ある程度時間がたって、お胸のきずをみたときに、
ちょっとだけ去来する思いがある、と患者さんからよくお聞きします。

手術という大きな侵襲を乗り越えて、落ち着いてこられたからこそ、のお気持ちなのです。

「このきずがもう少し、こんなふうならいいのに」
「ここだけ、どうしてこうなのかな わたしの体質、なのかな」
「がんはきれいに取り除いてもらったんだから、我慢しなくちゃいけないのかな」
「この乳頭のところ、左右ちょっとだけ、違うのが気になる」
「ほんの少しだけ、修正してもらいたい、なんて言ったら先生はどう思うかな」

このような、おきずに対する思い、ご相談ください。
アピアランスビューティクリニックでは

薬剤注入
脂肪注入
瘢痕(きずあとのことです)に対する医療用Tattoo
その他の手術療法

などの方法で、患者さんの術後のおきずの悩みに対応させていただきます。

まずはしっかりと患者さんからのお話をお聞きするところから始めます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

  • 薬剤注入
  • 脂肪注入
  • 医療用Tattoo
  • その他の手術療法

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